温暖な気候に、良質な地下水、そして広大な土地。
それは、良質な鰻を育てるのに必要な条件です。
しかし1番の問題は、鰻の稚魚である。
そう、シラスウナギの量が足りない?
例えば2022年の静岡県では、シラスウナギ1キロあたり150万円??
・・と高値を記録。
平均して20年で10倍の価格高騰。
地域によっては14倍弱のところもあります。
2003年 世界で初めてシラスウナギの人工生産に成功?2010年 世界で初めて鰻の完全養殖に成功
輝かしい記憶も量産を目的のもので、価格の安定は皆の希望です。
が、農産物を言えば、種子法廃止や種苗方改定は大きな問題で、これ自体知らない国民が食を語るべからず。
「出直して来い」と、言うことです、がねぇ~?
今回の養鰻場見学は食通の直矢さんのところの鰻さんたちでした。
水深300mの地下水を汲み上げ、過酸素にならないように気を配るので、巷で言う抗生物質や他の薬漬けの弱々鰻ではありません。
いつもは、高いけど天然鰻しか食べない店主も、ケミカル等の活躍がない健全な養鰻場って凄いなぁと思いました。
いわば、遠州産で浜名湖産の鰻の種を守る活動みたいな・・・??
鰻が無くなった浜松にうなぎパイは意味不明になりますもんね。
全世界では、イギリス、ベルギー、イタリア、オランダ、スェーデン、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでよく食べられる鰻。
日本だけの問題では無いのです。
買う事で人を苦しめている事があります。
人権を念頭に置く購入を。
ジェノサイド撲滅。
日本で、世界で今起こっていること、関わっていること。
貴方のしている寄付金は何に使われていますか?
とても重要なことです。
JIYUTEI は、オーガニック、自然栽培、在来種、エシカルにこだわります。
だからJIYUTEIのオーガニックグラノーラは、安心して召しあがれるのです。
健康は、自分で判断し選ぶ時代だとJIYUTEIは考えます。
本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。
JIYUTEI 店主
2)養鰻場見学 のこと
2022年10月14日