農林水産省が進めている「飼養衛生管理基準」の見直しをご存知でしょうか?
豚と牛に関する案の中に「大臣指定地域においては放牧場、パドック等における舎外飼養を中止」との記述があります。
又「放牧制限の準備」という項目があって「放牧の停止又は制限があった場合に備え、家畜を飼養できる畜舎の確保又は出荷若しくは移動のための準備処置を講ずること」が盛り込まれています。
特に今回は養豚をクローズアップした投稿が多いことは否めません。
放牧牛の飼育の方が断然少ないから。
これはウイルス感染対策としての措置ですが、「そもそも屋外で動物を飼育することによってウイルスに感染しやすくなるという科学的な根拠もなければ、屋内での飼育によって豚熱の感染が防げるという根拠もないと」専門家が憤慨されています。
実際、日本の豚熱感染はほとんどが屋内飼育の養豚場で発生しており、この豚熱を収束に向かわせた要因は「ワクチン」です。
屋外飼育での豚は、自由な運動と日光浴、大好きな泥浴びをし、健康を保っています。
狭いゲージ飼いのストレスは、今回のステイホームで我々も経験しましたね 🏠
それに伴う健康損傷は肌で感じている方も多いのでは。
一方の放牧牛の場合、もともと牛舎を設けていない所も多く、本当に好きな時に好きな場所で寝て、好きな草を食む「グラスフェット」様式の飼育をしているところが増えつつあります。
5/13~6/11の国民からの意見募集での結果を踏まえて、『防疫対策を強化する大臣指定地域の「舎外飼養の中止」の文言を削除し、豚は条件を満たせば日中は放牧可能とする考えを明らかにした。また、放牧の停止や制限があった場合の「畜舎の確保」の文言は「避難用の設備の確保」に変更し、同省は「放牧する農家全てが畜舎を建てる必要はない」』としました。
コロナウィルス関連の審議が行われている最中、私たち国民が1つの事に目を奪われていると、安全な食べ物や飲み物、それらに関わっている多くの方や消費者が何1つ選択できない時代がもうすぐそこに来ています。
安全なお肉は好きですか?
健康な家畜からの乳に興味はありませんか?
貴方のチョイスが明日の身体を作ります。
学びは、自分でする選択の教科書。
買い物は、貴方が選ぶ農家、商店、企業の継続応援。
JIYUTEI は、オーガニック、自然栽培、在来種、エシカルにこだわります。
だからJIYUTEIのオーガニックグラノーラは、安心して召しあがれるのです。
健康は、自分で判断し選ぶ時代だとJIYUTEIは考えます。
本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。
JIYUTEI 店主
放牧禁止 のこと
2020年6月15日