オギャーと産まれて、その瞬間から違ってくる腸内環境。
例えばアフリカの子供達には、硬い野菜を細かく砕く腸内細菌が備わっているそうです。
一方、欧州の子供達の腸にはそれらは居ません。
これらは、ケースバイケースに準じたDNAの受け継ぎに現れるものです。
3歳までに腸内細菌が整うと言われる意味が解りづらいでしょうが、つまりは新参者の細菌定着が出来にくくなると言うことです。
先着順で座ってしまった座席に空きがないから?・・・
3歳までに腸内には、ビッシリと隙間なく生い茂れれた腸内フローラを想像してください。
なんとな~くイメージできたでしょ。
冷静に観ると、抗生物質やストレスなどの腸に与えるダメージいかんでは、腸内細菌スペース空きに潜りこめるチャンスはあります。
しかも日々の食生活の中で、腸内フローラの変化を私たちが操縦(結果的に見て)している事実に認識は薄いのです。
シニア層の人たちは、幼少の頃のおやつの飴玉が地面に落ちても、ゴミを手で摘みはじいて、構わずにその飴玉を口に放り込みました。
そこで既に、細菌保菌のチャンスが訪れたわけです。
ただし時代は高度経済成長期。
冷蔵庫、テレビ、洗濯機の普及が共働きの後押しを後押しします。
当然ですが、お惣菜や既製品の食材商品が食卓に並び、保存のための添加物の種類が増えたのもその時代です。
その頃から、日本人の腸内環境はガラリと大きく変化していくのです。
コロナウイルスから学ぶものは、日々の食生活や環境を考えるチャンスだと思うのです。
本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。
【お知らせ】
いよいよ、ビオあつみエピスリー浜松店、フードオアシス山田店(豊橋市内)にて
JIYUTEIのグラスフェットラム肉とヤギ肉の販売が始まりました。
同じ部位で食べ比べて下さいね。
JIYUTEI店主
3)3歳までに決まる腸内細菌 のこと
2020年5月2日