1960年代になって初めて、世界一の大豆生産国アメリカ(世界の大豆生産量の50%以上)からの推奨でテレビ、ラジオ、雑誌、本などで広く広められました。
そうして 豆乳は世界中で飲み始められたのです。
【トリプシンインヒビター(消化酵素の働きを阻止する物質)】
タンパク質を分解するために膵臓から出る酵素「トリプシン」の分泌を妨げる物質「トリプシンインヒビター」が過多になると、消化器系疾患が起こるリスクが高まるという説があります。
【フィチン酸塩(ミネラルの吸収を妨げる)】
フィチン酸塩がカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などと結合し、体外に排出されてしまうという説があります。
【ゴイドロゲン(甲状腺腫瘍の原因となる)】
甲状腺腫誘発物質を含有しているため甲状腺疾患の原因となるという説があります。
ここまでは度々耳にしますね。
そして、アンチニュートリエント(反栄養素)は、
・タンパク質の消化能力の邪魔をする
・カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などの重要なミネラルを吸収する能力をブロックする
を指す言葉です。
アンチニュートリエントは水に浸けることによって、固体から浸けた水に移るようですが、豆乳は、この水に浸けた豆汁自体のこと。
昔の日本人は発酵によって、様々な阻害要因を打破してきました。
ですので、その意味から豆乳を考えると嗜好品の1つと言う位置付けとなってしまいます。
豆乳を食す場合は、豆乳ヨーグルトにしてからをオススメします。
最近の安い納豆は2時間で納豆になってしまうようですが、普通に発酵させれば10時間は掛かります。
安価な味噌は 酒精を使い、発酵を止めてしまいます。
輸入96%の大豆に頼っている日本では、遺伝子組み換えか否かも食品表示が甘々なお陰で分からないのが現実。
そんな時や迷った時は、有機・オーガニックをオススメします。
JIYUTEI のグラノーラは、医師もお薦めくださいますよ。
本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。😊
JIYUTEI 店主
2)豆乳 のこと
2017年8月4日