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薬草の副作用 のこと

毒にも薬にもなると言われている ク・ス・リ

先日友人が「漢方を飲んでいる」と言っていた。

えっ⁉漢方なら安全なの⁇
副作用があっても軽そうなイメージ⁈

調べてみました。

有名どころは『小柴胡湯』
慢性肝炎などに使われている漢方薬です。

まれですが副作用で『間質性肺炎』という、咳や発熱などを症状とする命に関わる肺炎を起こすことがあります。

【間質性肺炎】
肺の支持組織が炎症を起こす。進行すると肺が破れて呼吸困難や呼吸不全となり、心不全を発症して死に至るケースもある。黄芩(おうごん)、柴胡、半夏などを含む漢方薬(小柴胡湯、柴朴湯など)によって引き起こされるという報告がある。

『麻黄』
これには『エフェドリン』という物質が含まれていますので、動悸がしたり血圧があがってしまったりすることがあります。

『甘草』
これを含む漢方薬を大量に服用すると、むくんだり血圧があがってしまうことがあります。
その他よくある副作用としては、発疹、胃部不快感、のぼせなどがあります。

【低カリウム血症】
血液中のカリウム濃度が低下し、高血圧、浮腫、筋力低下、神経機能の低下といった症状を引き起こす。甘草を含む漢方薬(芍薬甘草湯、小青竜湯など)によって発症しやすい。

【肝機能障害】
肝硬変を治療中の患者や、体力が落ちている人は副作用が出やすくなる。黄芩を含む漢方薬(小柴胡湯など)によって起こった例がある。

また、旅行やネット通販による国内漢方薬未承認薬での副作用は危ないを超えています。

『防已』はオオツヅラフジ科の植物を原料とします。アリストロキア酸は含まず利尿、鎮痛等に使われます。これはちゃんと日本でも認められています。

一方の『広防已』は、アリストロキア酸という物質を含み、これは植物由来の成分なのですが、腎障害を引き起こします。

また『漢方薬』と『中薬(中成薬)』も紛らわしいですが違うものです!

先日も、癌治療に杏の種を使う方法は、シアン中毒を起こすと書きましたが、
徳川末期の漢方医の大家、杉田玄白も「元来世の中に薬なるものはない。薬というのは悉く毒である。故に薬によって病を治すのではない。実は毒を以て毒を制するのである。」と言っています。

漢方薬も薬です。

JIYUTEI は、いつもの食べ物で身体を作る考え方。
健康は選ぶ時代です。


本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。

明日は定休日の為おやすみさせて頂きます。


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6/4(日)は、天竜楽市参加のため、JIYUTEI はおやすみさせて頂きます。

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