新玉ねぎがおいしい季節💕
しかし、生で食べると胃痛に苦しむ方がいらっしゃる。
これって実は、『アリルプロピオン』の仕業。
玉ねぎを切った時に出る涙の原因の成分で、硫黄化合物(硫化アリル)がそれです。
ラッキョウやニンニクなどの刺激に過敏な体質の人は、胃痛が出たり、下痢してしまうこともあるようですね。
しかし、熱を加えるとこの成分は弱まりますよ。
因みに、硫化アリルは人間には無害ですが犬や猫には害があります。
また、ニンニクや玉ねぎには「アリイン」という成分が含まれ、調理や食べる過程で「アリシン」という強い殺菌作用を持つ成分に変化します。
しかし、効果が強過ぎることが原因で胃に過度な刺激を与えてしまい、その結果、胃酸の大量分泌を促し胸焼けを起こす方もいらっしゃいます。
他にも、玉ねぎの抗酸化作用「ケルセチン」は、吐き気を催す効果を手助けする成分も多く含まれています。
ケルセチンは、筋肉を弛緩する作用もあるため発汗も促します。
が、胃の入口を閉めている筋肉も弛緩してしまいます。
そのため、アリシンの副作用によって多く分泌された胃酸が逆流しやすくなり吐き気を催してしまう方もいるのは本当のことです。
筋肉が弛緩し発汗を促すケルセチンが原因で、身体の悪い成分も一緒に出て行き、汗やオナラが臭うことも多いようですね。
身体には嬉しい効果も多い玉ねぎですが、嬉しく無い効果もあるようです。
本日もご来店くださいましてありがとうございました。😊
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JIYUTEI 店主
玉ねぎの胃痛 のこと
2017年5月19日