化学肥料の起源といえば、なんといっても1906年に開発されたハーバー・ボッシュ法。
(大気中の窒素からのアンモニア合成)
これは、化学兵器の父と言われ、1918年ノーベル化学賞を受賞したフィリッツ・ハーバーで知られています。
またドイツ出身のハーバーは、第一次世界大戦で毒ガスの開発で有名な化学者です。
『ハーバー・ボッシュ法によって化学肥料の形で地面に撒かれた窒素のうち、農作物が吸収しきれなかった分は、雨水によって川や海へと流れ込み、また空気中にも飛散する。水中で窒素は硝酸塩の形をとるが、過剰な硝酸塩濃度の増加は藻や海藻の繁殖を異常に促す。結果として日光が遮られ、さらに動植物の死骸により水中の酸素濃度が低下する。このような硝酸塩濃度の増加と水質の悪化は、バルト海やメキシコ湾をはじめ、世界中で確認されている。また、工業的窒素固定により生産されるアンモニアや窒素酸化物が相当な量になることは確かであるものの、それが直接放出してあるいは微生物等により化学変化して間接的に環境へ与える悪影響についてはよくわかっていない。
(ウィキペディアより引用)』
『化成肥料も有機肥料も硝酸態窒素、アンモニア態窒素と有機物を分解して得られることに変わりはない。』と、おっしゃる方もおりますが、微生物の力をかりてゆっくりゆっくりと吸収されるものとは矢張り違いはあるでしょうし、使いやすさの為に多量に活用される事は安易に理解できる様です。
畑の土が人間の身体に例えるならば、薬、サプリメント、ワクチン、運動不足、過食、ファストフードなどなど。
似通った所が多く、想像しやすい事は否定できません。
JIYUTEI は、自然農法の喜界島産白胡麻を始め、国内で頑張っている農家さんを応援します。
私たちの身体は、食べた物でできています。
健康も選ぶ時代です。
明日と明後日は、定休日の為お休みさせて頂きます。
本日も ご来店頂きまして ありがとうございました。😊
JIYUTEI 店主
4・化成肥料 のこと
2017年1月9日