1 ポストハーベストとくん蒸 のこと

収穫後の農作物に使われる農薬のことを「ポストハーベスト」と言います。

輸入農作物は、長期にわたって船便で日本にやって来ます。

輸送には時間がかかる為、防カビ剤、殺菌剤、殺虫剤などが直接散布されます。

これは、収穫前の農薬残存量の100～1000倍の残留性と言われています。

ポストハーベストには、枯葉剤(2,4-D)と同じ成分を含むものもあり、発ガン性や遺伝子異常を引き起こす恐れがあると、研究報告や専門家の報告を見ることが出来ます。


ところで、輸入果物を購入の際、『OPPやTBZ、イマザリル』という文字を見かけた記憶はありませんか？

・OPPや OPP-Naは防カビ剤
・TBZは、ワックスと混ぜて使われることが多い防腐剤
(これは、OPPと共に用いられることが多いようです。)
・イマザリルは、水不溶性の防カビ剤

主に、発ガン性や催奇形性、腎臓尿細管異常を示唆されています。

輸入農作物って果物だけかな？

いいえ、違います。

小麦、かぼちゃ、ブロッコリー、穀類、豆類・・・・もっと沢山ありますね。

では何故、小麦や豆類などには、イマザリルなどの使用薬剤表記が無いの？

それは、海外では農薬のポストハーベスト農薬でも、日本では食品添加物の表示としてのみ義務が生じるからです。


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