Q:蜜蜂がいなくなると、私たちの生活は変わるの?
A:はい、大いに変わります。
Q:蜂蜜🍯が食べられないとか・・・
A:私たちが口にする農作物に限らず、受粉の恩恵は果てし無く有り難いものです。
『AFPの記事によりますと「花粉を運ぶハチ、年間約24兆円相当の経済効果」とのことで、農業生産額の9.5%をハチの受粉媒介によって賄われているようです。
(因みに1992年の論文だと16~52兆円)
最もミツバチは農産物を受粉するのみならず、近隣の花や木に受粉し、さらには受粉によって出来た木の実に鳥が集まり、時にミツバチ自身が鳥の餌ともなり、生態系を動かしていることを考えるともっともっとお金では試算できない生き物であると言えます。』(銀座ミツバチプロジェクトよりお借りしました。)
ネオニコチノイドは、ニコチンに似た成分のニコチノイドをベースとする現在世界で最も広く使われている『殺虫剤』なのだそうです。
これは、脊椎動物より昆虫に対して選択的に強い神経毒性がある為に、人には安全とされています。
あと、ネオニコチノイド系農薬の特徴として、浸透性、残留性があげられます。
皆様もご存知の通り、『単位面積あたりの農薬使用量は、米国やオーストラリアをおさえ、日本と韓国がトップ争い』をしています。
そして、この農薬使用量の多さと相関していると考えられる発達障害の有病率を表したグラフがあります。
こちらも、日本と韓国が当然トップ争いをしています。
農薬の使用量と、発達障害発生率が比例しているのがよくわかります。
ここからみると、農薬の使用量と、発達障害の発生率は、関係している可能性が極めて高いと言われています。
環境脳神経科学情報センター代表で、『発達障害の原因とメカニズム:脳神経科学の視点から』を上梓した、黒田洋一郎氏は、このネオニコチノイド系農薬が、ミツバチだけでなく、人体に対しても影響を及ぼす、特に発達障害の原因となるという説を提唱しています。
黒田氏は、ネオニコチノイド系農薬の残留基準値が、日本では欧米よりも極端に低い事例を紹介しつつ、増加する自閉症やADHD(注意欠陥多動性障害)やLD(学習障害)との関わりを説明した。
JIYUTEI のオーガニックグラノーラの素材には、販売している果物にも、農薬・無化成肥料・殺虫剤は使われおりません。
毎日の30gは、コツコツと皆様の身体を喜ばせています。
健康は選ぶ時代です。
【お知らせ】
21日(水)AM10:30~ビオ・あつみエピスリー浜松店にて
ポストハーベストのお話をいたします。
輸入農作物の 収穫後の散布農薬のお話です。
ご興味のある方は、ビオ・あつみエピスリー浜松店までお問い合わせください。
本日も ご来店頂きまして ありがとうございました。
JIYUTEI 店主
2 ネオニコチノイド のこと
2016年12月17日