塩を知って、自分で選ぼう③ のこと
例えば、マグネシウムの数値。
高ければ良い‼というもんじゃぁありません。
数値を比較しても分かりにくいですが、添加するものもあり、反対に脱水や遠心して
減らす工程もありましたね。
このマグネシウムは、塩のにがりとなる物なので、味の決め手になります。
脱水や遠心で減らす場合、どこまで減らすかが職人さんの腕の見せ所となります。
塩職人の方で、「天日で作った自然海塩は、正常発酵を作り、そして発酵を促進する。」「塩が間違っていると、あらゆるものが異常になる。」と唱えている方もいるほど
塩には色々な顔があります。
ただ、非加熱の塩には、好塩菌や耐塩菌(腸炎ビブリオ等)が高濃度の塩水にも適応してしまうので、梅干しや長期保存のマリネなどには注意してお使いください。
今週末あたりは、自分好みの塩を選ぶことが出来ると良いですね(^_^)
常に海を汚している私たちは、塩によって己に返ってくることを忘れずに
したいものです。
生活排水、工業廃水、農薬だけでなく、PM2.5や黄砂、放射能汚染。
JIYUTEIのグラノーラは、喜界島産の黒潮天然の塩を使っています。
他の塩と比べてカルシウム量が多いのは、喜界島の栄養豊富な土壌によるものです。
本日も ご来店いただきまして ありがとうございました。
JIYUTEI 店主
塩を知って、自分で選ぼう③ のこと
2016年7月23日