「血圧が高めなので、塩分に気をつけてます。」
何故ですか?
塩分を摂ると、血液中の塩分濃度が高くなり、それを薄めようとするため、血液中に水分が取り込まれます。
血液の量が増えることで、血管の壁に圧力がかかり、心臓の負担が大きくなるので、血圧が上がります。
(=゚ω゚)ノ でもね。
ナトリウムは、肝臓から排出されるので、上昇した血圧は自然に下がるし、尿として排泄されれば、問題ないはずなんです・・・・・
日本中に出回っている塩は、『塩化ナトリウム』と言って、つまり精製塩です。
天然塩とは異なり、ミネラルがほとんど入っていないません。
ナトリウム39g、カルシウム22mg、マグネシウム18mg、カリウム100mg
あと、うっかり見逃すのが化学調味料。これも そうです。
(化学調味料に含まれているのは、グルタミン酸ナトリウム・イノシン酸ナトリウムなど、アミノ酸等表示の添加物)
一方、JIYUTEIの喜界島産 黒潮天然塩は、
ナトリウム32g、カルシウム1200mg、マグネシウム230mg、カリウム250mg
他にも、亜鉛、リン、鉄などのミネラルも含んでいます。
比較すると、ミネラルバランスの違いにお気づきでしょうか?
血圧を上げるのは、塩ではなく ミネラルバランスの悪い塩化ナトリウムなんです。
また、血の巡りが悪いので、心臓から全身に血液を送り出す力が強くなり、血圧が上がる事も当然あります。
⭐これは、「本能性高血圧症」と言って、高血圧の9割以上を占める原因と言われています。
『塩は命の源』
ミネラルバランスの良い天然塩を選び、血の巡りを悪くする食品の摂取を控えましょう。
心臓、循環器系機能障害のある患者さん、または腎障害のある患者さんには「塩化ナトリウム」は身体や心臓の負担になりやすいので、使用の際は充分に注意してください。
明日は、内服薬 塩化ナトリウムについてです。
本日も ご来店いただきまして ありがとうございました。
JIYUTEI 店主
血圧と塩 のこと
2016年7月15日