みょうばんのこと⑵
みょうばんとは、硫酸カリウムアルミニウムのことです。
アルミニウムは、地殻を構成する元素の中で、酸素、ケイ素について3番目に多い元素です(約8パーセント)。
当然のことながら、食べ物や飲み物、水や空気などを通して、私たちは毎日アルミニウムを摂取しています。
無意識のうちにも、食品添加物や医薬品、飲料水の浄化剤などにも、アルミニウムは広く使用されています。
そこで気になるのが 摂取量。
世界的な研究機関であるWHO(世界保健機構)の報告では、1日あたりの摂取量は2.5~13mgとしています。
『ラットを用いた動物実験では、アルミニウムを多量に投与したときに腎臓や膀胱への影響や握力の低下などが認められています。
厚生労働省では、平成23年度~24年度に加工食品と野菜などの生鮮食品からアルミニウムをどれくらい摂取しているのか調査を行いました。その結果、アルミニウムの推定摂取量の平均値は、すべての年代層で「暫定的な許容量」(許容量)を下回っていました。
小児(1-6歳)では、許容量に対する摂取量の割合が最も大きく、許容量の約43%でした。
アルミニウムを含む食品を多く食べる場合の推計では、小児では摂取量の多い5%の人が許容量を超える可能性があることがわかりました。
小児以外の年代層では、許容量を超えませんでした。
アルミニウムの推定摂取量には、穀類加工品や菓子類などの寄与が大きく、これは、膨脹剤として使用される食品添加物(硫酸アルミニウムカリウムや硫酸アルミニウムアンモニウム)によるものと推察されました。』
(厚生労働省アルミニウムに関する情報より引用)
ナント既に、5~6年前で小児期の子達の5%の子が許容量オーバーなんです。(ー ー;)
アルミニウムを含有する食品添加物の用途と対象商品
用途
主な対象食品
◉【膨脹剤 ベーキングパウダーなど】
一部の菓子パン(メロンパンなど)、焼菓子(スポンジケーキなど)、
揚げ菓子(ドーナツなど)、蒸し菓子(小麦饅頭など、蒸しパン)など
◉【色止め剤】
漬物(ナスの漬物、シソの実漬など)
◉【形状安定剤 煮崩れ等の防止】
魚介類(たこ、いか、くらげ、うになどの魚介類)など
◉【品質安定剤】
野菜等(芋、豆、ごぼう、れんこん、栗など)の煮物
◉【着色料】
食品全般
表示
膨脹剤などの目的で使用された場合、食品には以下のように表示されます。
用途
表示名
◉膨脹剤
「膨脹剤」「膨張剤」「ベーキングパウダー」「ふくらし粉」
◉色止め剤、形状安定剤、品質安定剤
「硫酸アルミニウムカリウム」「ミョウバン」「カリミョウバン」「硫酸アルミニウムアンモニウム」「アンモニウムミョウバン」
(厚生労働省アルミニウムに関する情報より引用)
お芋を蒸したり、小さなおむすびを作ったりのおやつも良いですよ。
甘いだけのおやつの内容を考える、良い機会ですね。(*^^*)
明日に続きます。
夕方からお湿りとなった浜松ですが、皆様の所はいかがでしょうか?
朝晩の気温の変化に、もう身体がついていけない貴方。
体内力落ちすぎです(T_T)
JIYUTEIオーガニックグラノーラは、お手軽に食べれますが、しっかりと咀嚼して
唾液と胃酸を出してあげましょう。
それが、栄養吸収の秘訣です*・゜゚・*:.。..。.:*・’(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*
本日も ご来店いただきまして ありがとうございました。
JIYUTEI 店主
JIYUTEIエントランスより
みょうばんのこと⑵
2016年6月12日