みょうばんのこと⑴
みょうばんとは硫酸カリウムアルミニウムのこと(^ー^)ノ
明礬(みょうばん)は天然の鉱物です。
近世まで大分県の別府・明礬温泉一体が屈指の採掘場でした。
明礬温泉の湯の花は、みょうばんが固まった物らしいですね。(*^^*)
しかし、現在では食塩のように工場で作られるのがほとんどです。( ̄O ̄;)
みょうばんは、腋の制汗・防臭剤としても使用されていました。
天然のみょうばんは、白礬(はくばん)とも呼ばれ、その収斂作用、殺菌作用から、
洗眼、含嗽に用いられてもいました。
現在の食品用では
◉色落ち防止剤(ナスの漬け物)
◉煮崩れ防止(芋や栗)
◉アク抜き剤(ごぼう等)
◉膨張剤(ベーキングパウダー)
◉かんすい(中華麺の風味、食感を良くする)
◉豆腐用凝固剤(豆腐を作る時に豆乳を固める)
◉結着剤(ハムやソーセージの組織の改良のため) などに使われます。
では、市販のみょうばんのアルミニウムの含有率はどのくらいでしょう。
分子式は「AlK(SO4)2 」となり、27+39+(32+16×4)×2=258が全量なので、
アルミの含有は、27÷258=0.104
つまり、約10%となります。
(添加物一覧よりお借りしました)
みょうばん100gでしたら、アルミニウム10gという事ですね~~
実験動物にネズミを用いての結論から言うと、体重60kgの人間なら60倍の258g食べたら半数が死ぬことになりますが、そんな乱暴な計算はできないようで、安全率を考えて、大人(60kg)が食べて危ない量は、10分の1の26gが限界と考えられるようです。
因みに アルミニウムは、体重60kgあたり1日17mgであれば健康への被害はないとされています。
しかし、アルミニウム含有の食品が多いことに驚きますね。
しかも、アルミニウムは薬品類、魚介類(大型の魚)などの方が多く含有されており、そちらからの摂取の危険性の方に注目すべきだ‼との意見も多く聞かれます。
明日に続きますm(_ _)m
本日も暑い1日でしたね。
ミネラルが減った 減ったよーー(T_T)
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本日も ご来店いただきまして ありがとうございました。
JIYUTEI 店主
みょうばんのこと⑴
2016年6月11日