体の冷えを考えよう⑴
冷えが起こるのは、一言で言えば体の体温調節が上手くいかないことにあります。
女性に冷え性が多いのは、熱を作り出す筋肉が少ない事と皮膚の表面温度が低い、貧血や低血圧の人が多いことなどがその理由と考えられます。
また、月経の影響などで、腹部の血流が滞りやすいといったことも、女性に冷え性が多い理由でしょうね。
通常体温を測って36℃未満の人を「低体温」と呼びます。
しかし、冷え性は「低体温だから」、という考え方とは少し違うようです。
冷え性は、「普通の人が寒さを感じないくらいの温度でも、全身や手足、下半身など体の一部や全身が冷えてつらい症状」とされています。
原因は容易くお分かりでしょうが、1番は 体を冷やす衣食ですね。
会社での冷房はとても辛い状況ですが、大勢に合わせる昨今では、自分で十二分に気を配り 体温調節をしなければなりません。
冷たい食べ物や飲み物もそう。
自律神経は体温の調節や内臓の働きなど、体内の機能調節を自動的に行っていて、そのお陰で私たちの体内環境はうまく調節されています。
ところが、体が冷えるとこの自律神経のバランスが崩れてしまい、体に様々な不調が現われます。
全体の約1割いる男性の冷え性の原因は、運動不足による筋肉の減少やストレス過多、生活習慣病による動脈硬化などが関わっていて、とくに高齢者では動脈硬化が進み、血行が悪化した結果として冷え性が起こることも多いのです。
明日も続きますm(_ _)m
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JIYUTEI 店主
(JIYUTEIエントランスより)
体の冷えのこと⑴
2016年6月9日